プルプル人妻専門店で働く高島ゆきさんにお話を聞いてみました。
――高島さんはこのお仕事をする前は何を?
「今も美容系の販売員をしていまして、掛け持ちで働いています」
――このお仕事をしてみようと思ったきっかけは?
「そうですね……実は私、出戻りなんです(笑)」
――一旦辞められた?
「はい。ここ(プルプル人妻専門店)が風俗デビューだったんですけど一旦辞めまして、けっこう間が空いての復帰なんです」
――復帰された理由は?
「えーっと……バツイチになっちゃいまして(笑)」
――あらま、ちょっと気まずい事を聞いてしまいましたね。
「全然大丈夫ですよ♪独身になっちゃったからまた頑張らなきゃ!って。あはは(笑)」
――こちらのお店が風俗デビューとのことですが、最初に知ったきっかけは?
「たしか求人サイトでいろんなお店を調べたんです」
――その中でプルプル人妻専門店を選んだのは?
「業界のことも何もわからない私でも『月○百万円以上!』みたいなことを書いてるお店はなんか怪しくないかな?って思ったんですね(笑)」
――あー、よく見かけますよね(笑)
「まずは、そういう大げさなことを書いていないお店に絞ったんです(笑)」
――素晴らしいです(笑)
「で、その中で『リアルに稼げそう』と思ったのがここだったんです(笑)」
――なるほど(笑)
「それで問い合わせのお電話をしたんですけど、対応がすごく丁寧で真面目な印象を受けたんですね。正直、この業界ってもっといい加減な人たち……みたいなイメージがあったのでちょっと驚きました(笑)」
――それで実際に面接に。
「はい。」
――どんな部分を重点的に聞きましたか?
「それでもちょっと疑っていたので(笑)本当に求人サイトに書いてあったような待遇なのか、一日いくらくらい稼げるのか、あとは兼業なのでシフト面のことを」
――その際のスタッフの対応はいかがでしたか?
「未経験者だからこそ、このお仕事の大変な部分も含め丁寧に教えてくれました。『とりあえず入店させよう』みたいなのがなく、『あくまでも納得された上で、よろしかったら』みたいな雰囲気が気に入りまして、ぜひ!と(笑)」
――いざ入店されてみて、接客、サービス内容に関して大変な部分はありましたか?
「もちろん緊張はありましたが(笑)プレイに関して『必ずこれをやりなさい』というのがなかったので、出来ることから頑張って……みたいな感じで自然に成長できた感じがします」
――強制がない?
「いっさいないです。なので、『熟女・人妻店はハードサービスをしないといけないんじゃないか?』って思っている方もいるかもしれませんが、私のように完全に未経験でも働けるうえに稼がせてもらってます(笑)あ、強制と言えば……」
――何か強制があるんですか?
「いえ、逆です。写メ日記も強制とかノルマがないです(笑)」
――よかったです(笑)ところでお客様の層なんですけど、京都の中でも観光地の中にあるお店ですので他県から来る方も多いですか?
「出張や観光で来られる方もいらっしゃいますが、私の個人的な感覚では地元の方も多いような気がします」
――年齢層は?
「若い人もたまに来ますが、基本は高めですね。私は平日の早い時間も出勤しているのですが、『平日だから、早い時間だからお客様が少ない』というのはまったくないですね」
――そうなんですか?なんとなくそんなイメージがありますが……
「年齢層が高い方って妻子持ちの方が多いじゃないですか?そういう方は週末土日が遊びにくいって方が多いんですよ(笑)」
――なるほど!そういう方は平日に遊びに来られるのですね?で、独身さんは週末土日とか。
「そうなんです(笑)なので曜日時間帯関係なく、まんべんなくお客様が遊びに来てくれますね」
――リピーターさんを持ってない新人さんも稼ぎやすい?
「はい!大手のグループという安心感、あとはお店が頑張って宣伝してくれているので、フリーのお客様、ネット指名のお客様がすごく多いですね。なので新人さんにもお客様がつきやすい、稼ぎやすい環境だと思います」
――高島さんが久しぶりに復帰されたときもすぐに理想どおり?
「はい!ご新規さんはもちろん、けっこう間が空いたのにかつてのお客様もたくさん来てくれています♪」
――あの……このお仕事を復帰しようと思った際、正直なところ……他のお店は考えなかったんですか?
「あははは!これが……まったく考えなかったんですよ(キッパリ) 理由は、前回辞める際に不満がいっさいなかったからですね。スタッフさんたちのサポートもそうですが、現実的な部分……『じゅうぶん稼がせてもらった』と、とても気持ち良く辞めれたからこそ、復帰しようと思った際はここしか考えられませんでした」
――普段高島さんが接客する際に心がけていることってなんでしょう?
「そうですね……『自分の型にはめない』ですかねえ?」
――自分の流れにしない?
「はい。お客様はエッチなプレイと同じくらい安らぎも求めていると思うんです。ただ流れ作業みたいにしちゃったら……記者さんはどうですか?」
――うーん……ある程度の満足はするものの、ちょっと虚しさが残るかもですね。
「ですよね。なのでお客様が何を求めているのかを聞き、相手のペースにも合わせてあげるのが大事じゃないかなあと思います」
――最後にこれから働こうと思っている女性の皆様にひとこと。
「『ストレスがないお仕事』と言うとウソになるお仕事です。だからこそお仕事以外の部分はストレスにならないような環境づくりをしてくれる、お仕事だけに集中出来るお店だと思います。一度辞めた私が出戻りしたいと思うくらいのお店ですので(笑)皆さん安心してお問い合わせしてくださいね♪」
インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)
2019.09.15 パーマリンク